お子様の歯並びや咬み合わせについてお悩みの、保護者のみなさまの為の情報やアドバイスをお届けいたします。
01
お子様の歯について
02
子供の歯列矯正について
03
始める時期は?
04
治療方法について
05
症例と噛み合わせチェック
06
噛み合わせと心身の意外な関係
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噛み合わせと心身の意外な関係
一見、何が原因かわからない「不定愁訴」と呼ばれる症状。実は、噛み合わせの悪さが引き起こしていたという場合も多いのです。また、噛み合わせが体に与える影響はさまざまなものがあるようです。以下に噛み合わせと体の意外な関係について見てみましょう。
子供の胃腸障害
良く噛むということは、胃腸の消化を助けるという重要な働きがあります。噛み合わせが悪いと、噛む回数が極端に減り、唾液の分泌が減ってしまいます。
食べた物は、歯で細かく噛み砕かれて唾液と混ざりあうことで胃腸で消化されますので、噛む回数が少ないと胃腸への負担が増えてしまうのです。また、唾液が出ると、神経回路を通じて胃液を分泌するように命令がでます。これが、噛む回数が少なくなると唾液と胃液という消化のために重要な体液が少なくなるため胃腸への負担が大きなものになるのです。
肥満児にご注意
最近の子供に肥満児が増えています。特にファーストフードやインスタント食品などを好む子供に多いと言われていますが、これは、良く噛まずに飲み込んでしまうからなのです。
人間の満腹感は、脳が血液中の糖分を感知し、満腹中枢に知らせることで抑制しています。
良く噛まずに早食いをしていると、血液中の糖分が満腹中枢を刺激する前に必要以上の食べ物を食べてしまい、満腹中枢が刺激された頃には既に過食状態になっています。
また、噛み合わせが悪いと、顎がすぐに疲れるため、知らず知らずのうちに良く噛まなくても食べられるようなものを好んで食べるようになります。その結果、肥満体質になってしまうのです。子供の食事管理も親御さんの重要な役割です。できるだけ、噛む回数の多い硬いものを食べさせ、栄養バランスのとれた食事を心がけてあげてください。
正しく噛むことで顔のバランスがよくなる
正しい噛み合わせで行う、噛む運動は、顔のバランスをよくします。噛み合わせが悪く、いつも同じところで噛んでいたり、片側だけで噛んでいると、顔の左右のバランスがくずれてきます。噛む行為は、顎の骨や筋肉の発達を促す大きな作用がありますので、お子様が虫歯、または噛み合わせの悪さが原因で片側だけで噛んでいたりすると、顎の骨や筋肉が片側だけ発達し、左右のバランスがくずれてしまうのです。日ごろからできるだけ両側でバランスよく噛む習慣をつけさせてあげましょう。
噛むと頭が良くなる
お子様の脳にとって、実は、噛む行為はとても重要な働きをしています。噛むことによって生じる脳への適度な刺激と筋肉の活動による感覚受容器からの感覚情報が脳を刺激し、脳の活動を活発にしています。噛む運動と大脳の活発な活動によって血液の循環がよくなり、新鮮な血液が大脳の働きをさらによくするのです。頭部においては噛む行為が唯一の運動です。全身の運動や、噛む行為をしているときは、眠くなりませんよね。それはつまり、噛む運動をすることで大脳を活性化し、記憶力、思考力、判断力、注意力などを高め、大脳の機能を著しく活発にしているからなのです。
噛む運動は、お子様だけではなく、老化のボケ予防にもいいと言われています。
ストレスと不定愁訴
噛み合わせと集中力やストレスには大きな関係があります。噛み合わせが悪いと集中力不足やストレスによって全身のバランスが崩れてしまい不定愁訴を引き起こすことがあります。肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、冷え性など噛み合わせのストレスからくる不定愁訴はさまざまです。しかし、こういった原因のはっきりしない体の不調は、子供達もなんとかやりすごそうとしてしまうため、なかなか親御さんが気付かないことが多いようです。
また、噛み合わせの悪い子供には、花粉症やアトピーなどのアレルギー体質の割合が高いともいわれています。アレルギーの直接の原因は身体の免疫細胞の過剰反応と言われていますが、ストレスも大きな要因の一つとして考えられています。噛み合わせの悪さは無意識のうちに身体にストレスをためこむため、こういったアレルギー症状にも悪影響を与えていることがあるようです。このように身体の内側から生まれるストレスは、なんらかの形でサインとして身体の症状や行動に表れてきます。日ごろから親御さんが注意してお子様の様子を伺い、お子様の無言の訴えを見逃さないようにしてください。
いかがですか?歯並びといっても非常に広範囲に影響があることがわかります。歯列矯正は単に見た目の美しさだけを改善するものではないのです。
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