|
成長期に差し掛かるところで歯性の反対咬合と診断されました。下顎の歯列が完全に飛び出しているので素人にも分かりますが、骨格性かどうかの判断は専門医に任せたほうが良いでしょう。症状を発展させてしまわないように適切な治療を行うことにしました。
|
【症状】:
歯性反対咬合というのは、骨格的には異常が見られないのに、歯の傾きがたまたま上の歯が内向きとなり下の歯が外向きになって生えてきたために、最後まで閉じきったときの噛み合わせが反対になってしまうものを言います。歯の傾斜だけが問題点なので比較的容易に治すことができます。
ただし成長期の場合は、最初は単なる歯性反対咬合であったのに、成長するにつれてだんだん骨格性反対咬合へ症状が発展してしまう場合があります。人の正常な顔の発育には、上の歯が下の歯よりも外側に来ている噛み合わせが非常に重要なのです。簡単そうだからといって放置することは危険です。
また単なる歯性反対咬合なのか、骨格的反対咬合なのかはきちんとした矯正学的検査診断を経なければ区別することはできません。したがって、ふつうの歯科医院でふつうの歯医者さんが、患者さんの口の中を見ただけで判定することはできません。骨格的要因を見逃して、歯の傾きだけの治療をしてもきちんと治らないだけでなく、かえって症状を悪化させる場合もあります。専門医の診察を受けることをおすすめします。
【問題の解決方法】:
診断の結果単なる歯性反対咬合であると分かった場合であれば治療にかかる期間はおよそ1年くらいです。基本的に骨格の修正は行わず、歯列のみの修正となるからです。使用する装置は主に裏側からアプローチするのでほとんど目立ちません。
|